SOREZORE-Specified Nonprofit Corporation SOREZORE-

私たちの村でみんなの居場つくり

地域の子ども達をみんなで育てたい・・・
そんな地域の人の思いと
たくさんの経験と出会いの中で、子ども達に成長してほしい・・・
そんな家族の思いと
安心して、過ごせる場所が欲しい・・・
そんな子ども達の思いとが集える場所づくり
この村の恵まれた資源の中で、
どんな子どもたちも、どんな家族も、みんなが安心できる居場所を作ることが
できたら・・・・
そんな思いから私たちの活動はスタートしました。
蒼生君

3歳からの9年間、この村のみんなに見守られ、声御かけてもらい暖かい気持ちいっぱいで蒼生のこそだてをしてきました。
とりわけ、保育園の加配の先生・小学校の担任の先生には常に私たち親子と共にある心強さを頂きました。
私は、地域の皆さんと保育園・小学校の先生方のおかげで色んなことを笑い飛ばしながら、この村での子育てを楽しむことが出来ました。
中学校への進学を考えた時、息子の知的程度や今後も学校で楽しく過ごすには・・・ということを第一に考え、釧養護学校中等部への進学を決めました。

息子自身のことを一番に考えて決めた進路でしたが、このことは同時に今まで私たち親子の周りにあった地域の温かさからの疎遠も意味するようで、とても寂しく感じたことも事実です。

そんななか、息子の中学進学と同時にソレゾレが開業し、息子は週3回通うことにしました
今、息子はソレゾレで過ごすことで、地域とのつながりを保ち続けることができています。村内からソレゾレに通う仲間たち、スタッフさんたち、ボランティアさんたち。そしてSNSでの発信。ソレゾレのことを気にかけて下さる方々がSNSを見て、「あおちゃん元気そうだねー!」と、今でも私に声をかけてくれます。もし、今までと変わらず放デイが釧路に行かなくては利用できなかったら・・・息子は地域の中にいる時間がほとんどなかっただろうと思います。
村外の学校を利用することになった我が家は、地域に放デイがあることの有難みを、『つながりの維持』という目線からもヒシヒシと感じている日々です

村で保育園・小学校を過ごし、中学校から釧路養護学校に進学した植田蒼生君。一緒にソレゾレを立ち上げ、運営してきたお母さん(植田牧さん)からのお手紙